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お父さんのお小遣いアップに!「給料そのままで「月5万円」節約作戦!」ヨースケ・城山

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old man and his pint / gagilas

どうもです。

 

この本を読む手がもう止められませんでした。

 

もし、今の給料が増えない場合、少しでも貯金を増やすためには、無駄な支出を削る必要があります。ただ、僕の性格上、安いスーパーをはしごしたり、電気をこまめに消したり等のこまごまとした節約は向いていません。なんか疲れるじゃないですか。それよりも、簡単にできて一回変えてしまえばずっと効果が続くような節約の方が楽だし性格にもあっています。

 

今回の著書はまさにそんな性格にぴったりの内容で、楽して節約できるアイデアがちりばめられた良書です。

 


はじめに

第1章 まずは生活を見直して節約しましょう!
1 ネットの見直しだけで当月から5千円節約!
2 電気代の削減 W(ワット)がわかれば年3万円!
3 月8,000円で家族全員保険!
4 携帯代なんて夫婦で月2,608円
5 車を持たなければ年50万円以上節約!
6 たばこを吸いながら節煙年10万円!
7 水道は元からしめれば年1万円はダウン
8 図書館って便利です。雑誌や漫画代は馬鹿にできません。
コラム 子供運賃60円で電車が乗り放題!鉄男君、鉄子さんがいるあなたに

第2章 税金を見直して5万円節約!
1 税金の事も勉強しよう 
2 所得税は安くすることが出来る!
3 意外と簡単な所得税の算出方法
4 白色申告で開業届なしに事業を始める
5 住民税も安く出来る!
6 住民税を下げると国民健康保険も安くできる
7 3sでさらに安くなる保険料
8 さらに住宅ローン控除があるともっとお得になっていきます。
コラム 付加保険料とは? 役所でも教えてくれない必殺技

第3章 住宅ローンがあれば、さらに5万円節約のチャンス!
1 月88,611円だったローンを1/6の14,694円にした私の方法
2 住宅ローンスタート→何も考えずに地獄に落ちる・・・
3 ローンの利息のワナにはまったど素人
4 ミックスローンのおかげで片方のローンを完済!
5 思った通りローンが減っていかない現実
6 預金連動型は想像していたとおり優秀だった!!
7 預金連動型の良いところと悪いところ
8 返済休暇を利用してみたら毎月返済額が減ってきた!!!
9 住宅ローンの引き下げで大幅節約に成功!!!!!
コラム 学資保険の見直し~著者の節約額(年)120,000円→0円

第4章 ラクして貯めるための「生活の掟」
1 貯める人は2つ折り財布をつかっている
2 本業だけで貯めるように考えよう
3 家庭サービスにはお金を惜しまない
4 子供はどうやって育てていくか?
5 貯金は「やる気」より「力を抜く」のが大切
6 住宅ローンを早期返済して、本当の自由を得よう。
コラム 節約したままお父さんのお小遣いの額をアップ!

おわりに  

 

本書は楽に削れる費用=固定費の削減をメインテーマに掲げており、どれも簡単な手続きで継続的に節約効果を発揮する方法ばかりです。ただ、本書に記載されている内容がやや古いため、利用できないサービスもあったりするのですが、考え方や着目ポイント、取り組み方は現在も応用でき非常に参考になります。

 

本書に記載されている節約方法のうち、どれか一つでも実行できたなら、本書を買う費用以上の利益が出せるようになるので、買って損のない本だと思います。コスパ最高!僕もは色々とこれまで固定費の削減をやったつもりだったのですが、第1章を読んで、電気代がまだまだ減らせる余地があるということに気づきました。月1000円ぐらいは減らせそうなので、ひと月で本書のもとは取れますね。

 

また、第2章、第3章の税金や住宅ローンの部分などは素人にもとてもわかりやすく、具体的な数字を例にして説明されており、また他の節約本では見たことがない裏技が記載されていました。僕は預金連動型の住宅ローンというものがあるのを本書を読んで初めて知りました。

 

お父さんのお小遣いに言及された部分は必読

 

また、僕が面白いと思ったのは、最後のコラムのお父さんのお小遣いについて言及した部分。以下はその部分からの引用です。

家計の固定費を削るときには必ずこのお父さんのお小遣いを削ることが検討されます(笑)  ここで、家計の主導権を持っている奥様方に伝えたいと思います。  もう限界です。これ以上お父さんのお小遣いを削らないでください!これ以上削ってしまったら、世の中のお父さん達は楽しみがなくなり、悲しみに暮れ働く気力も消失します。    「でも節約は必要っていったじゃない!?」    その通りです。そこで私からお小遣い代替案を丁重にご提案します。お父さん達のお小遣いを減らさない代わりに、家計に参加させてお小遣いを増やして上げて下さい。つまり、本書の潜在 貯蓄の知恵や行動を伴う難しい部分をお父さんたちにやってもらうのです。  お父さん達もあと1万円でも2万円でもお小遣いが増えるのだったら、喜んで協力してくれると思います。  

(中略)

なお、賢明な「お父さん読者さん」ならもうお気づきかと思いますが、逆提案で、「これだけ 削るからお小遣いもっとください!」と言えば奥様もきっと納得してくれます。  そうそう、削ってからではだめですよ。減ってから「頑張ったよ!」といっても果たして通じるか・・・。こちらの骨身を削る作業が無駄になるかもしれません。  削る前に企画書を奥様に提出して検討してもらってくださいね

給料が増えなければお小遣いも増えないというのは間違いで、節約することによってお小遣いは増やすことができます。例えば月2万円削減できるプランがあるとすれば、その手続きをするかわりに1万円お小遣いのアップを提案してみるとかいいと思います。本書を読んで実行できることを探していけば可能だと思いますよ。本書の題名には「月5万円」と書かれていますが、著者は実際には月10万円削減されてますので全く不可能なことではないと思います。

 

減らされる前に増やす!お父さんの春闘、今年頑張ってみませんか?

 

それでは~

 

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