価格.comで電気プランを見直して、電気代を大きく節約できた話と注意事項。
どうもです。
2016年4月から電力自由化がスタートしましたが、皆さんはもう既に新電力を利用されていますか?
新電力会社には簡単な手続きだけで切り替えでき、あとは普段通り電気を使っていても電気代が節約できます。
また、一度新電力に切り替えた後も、定期的に新電力会社を見直すことが必要です。
資源エネルギー庁の資料によれば、2018年1月25日現在、小売電気事業者(新電力)の数は453社。
毎年新しい新電力会社から新しい電力プランが続々と出ているため、定期的に電力プランを見直すことで、電気代を節約することができるかもしれないのです。
電気プランを見直す方法として一番おすすめなのは、価格.comを利用する方法です。
今回は、その方法を解説します。
価格.comで電気プランを見直す具体的な方法
価格.comにアクセスにし、「電気・ガス料金」をクリック
電気料金比較の欄内の郵便番号(①)と世帯人数(②)を選択します。すると左側に選択した地域・世帯人数での平均電気代やその他条件が表示されます(③)。
このままでよければ「節約額をチェック」をクリックし、変更する場合は「条件を変更する」をクリックします。
利用している電力会社やプラン(①)、より詳しい電気の利用状況を反映させるため、平日および休日の在宅状況を入力します(②)。
既に新電力に切り替えている場合、使用している電力会社が表示されない場合があります。
その場合は、地域の電力会社を選択しましょう。
私も現在は洸陽電機という新電力会社を利用していますが、選択項目にないため、今回は「関西電力」を選択しました。
任意の月の電気使用量を入力し(①)、「計算(②)」をクリックすると毎月の電気使用量の推定値(③)と年間使用量が算出されます(⑤)。
③の値は直接入力して変更することができます。
私は2017年の実際の電力使用量を入力しました。入力後、「再計算(⑤)」をクリックします。
最後にその他の条件を入力します。使用しているサービスがあればチェックを入れましょう。
私は「ポイント/電子マネーの還元を節約額の試算に含めますか。」のみにチェックを入れました。
最後に「検索する」をクリックします。
電気代の節約額の大きい順にランキング表示
電気代が安くなる順番に表示されます。私の場合だと「@niftyでんき」の「関西エリアA」プランが最も安く2万1000円以上も電気代が節約できるようです。
2番目は「HTBエナジー」の「たのしいでんき 関西たこ焼きプラン 従量電灯A(ファミリーコース)」が続きます。
ただ、これは関西電力の従量電灯Aのプランと比較した場合の節約額の推定値です。
ちなみに、現在私が利用している「洸陽電機」の「きほんプラン」と比べても、どちらも節約額で1年間で13,000円近くもの差があります。
私が新電力に切り替えた時には、洸陽電機の「きほんプラン」が最も安かったのですが、その後新しいプランが出てきていつの間にか最も安いプランではなくなったようです。
電気は電気なので、基本的にどこの会社と契約しても品質は変わりません。
大きく電気代が下げられるのでここは変え時ですね。
よくプランを確認して、気に入ったプランがあれば、「お申し込みページへ」ボタンから申し込みへ進みます。
価格.comで電気プランを見直す際の注意事項
1.キャンペーン内容をチェックしよう!
電気プランの中には、価格.com経由でキャンペーンを実施しているものがいくつもあります。
検索されて出てくる電気プランの節約額には、キャンペーン特典や割引等の一時的な金額も含まれていて純粋な電気代の割引額ではないことが注意です。
そのため、キャンペーンの適用期間が終われば、電気代が実は高くなってしまうこともあり得ますので注意が必要。
また、検索された節約金額を得るためには、キャンペーン特典の獲得条件を満たす必要があるため、事前によくよく条件をチェックしましょう。
確認する場合は、各プランの「料金詳細①」をクリック。
「@niftyでんき」の「関西エリアA」プランの場合は、1年間の1010円割引が節約額の中に含まれていました(②)。
2.実際に自分で電気代をシミュレーションしよう!
前提として気を付けなければならないのは、あくまでも検索で出てくる節約額は、過去の電気使用量や使用状況からの推定値です。
「必ずこれだけ節約できます!」という訳ではありません。実際の節約額は出てきている数字よりも少ないこともあると考えたほうが良いでしょう。
確実に電気代の節約額を調べたい場合は、各電気プランのリンクをクリックして、
各プランの料金表をチェック。
そこからエクセルなどを使って、できれば実際の電気代をシミュレーションしましょう。
そうすることでより確実な電気代の節約額を推定できます。
以下は私がシミュレーションした各プランでの電気代で、
- 洸陽電機 きほんプラン
- @niftyでんき 関西エリアA
- HTBエナジー たのしいでんき 関西たこ焼きプラン 従量電灯A(ファミリーコース)
を比較しました。(燃費費調整単価は計算に含めず)
上のグラフから電気使用量が月約220kWh以上の場合、HTBエナジーが最も安くなるという計算結果になりました。
わが家の月の平均電気使用量は354kWh(2017年)のため、この試算結果からいうとわが家はHTBエナジーの電気プランにした方が良いようです。
試算では年間で6,000円(月500円)ほど電気代が安くなるという結果に。10年間だと6万円なのでバカになりません。
この後、私はHTBエナジーに電気会社を切り替えました。
本日のまとめ
- 価格.comは簡単に電気プランの比較できておすすめ。
- キャンペーン特典の獲得条件はよく確認しましょう。
- できれば実際の電気料金から電気代を計算して電気プランを比較しましょう。
一度やれば、毎月何もしなくても電気代の節約になる電気プランの見直し。皆さんもぜひトライしてみてください。
ガス料金も関西であれば大阪ガスから関電ガスへの変更がおすすめです。