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これは読むべき!「お金がどんどん増える人 お金がたちまち消える人」午堂登紀雄

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I'd Rather Be Rich / gawd0r

 

最近読んだおススメの本です。 

 

 

 著者は午堂登紀雄さん。

 

Amazonの著者略歴を引用

1971年、岡山県生まれ。中央大学経済学部卒。米国公認会計士。大学卒業後、東京都内の会計事務所にて企業の税務・会計支援業務に従事。大手流通企業のマーケティング部門を経て、世界的な戦略系経営コンサルティングファームであるアーサー・D・リトルで経営コンサルタントとして活躍。2006年に独立、株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズ、2015年には株式会社エデュビジョンを設立。不動産投資コンサルティングや事業開発を手がける一方、資産運用やビジネススキルに関するセミナー、講演でも活躍中

 

お金持ちの考え方や特徴を分かりやすく解説してくれています。

 

本書の「はじめに」の部分をを読むことで、本書で著者が言いたいことの核の部分を読み取ることができます。一般の人間とお金持ちとが異なるポイントはたった一つのことなのです。

 

お金持ちは「なんとなく」で行動しない。

 

私たちは、高度経済成長期とは正反対の、下りのエスカレーターに乗せられているようなものだと言える。  能力がある人間はその流れに逆らい上っていけるが、凡人が何もしなければ、下流へ下流へと追いやられる。  だが、そんな中でもチャンスをモノにし、収入を増やしている人たちがいる。  どんな人たちか。  それは「なんとなく」という判断軸を捨てた人たちである

 

ほうほう。

 

私は投資家であり経営者でもあるため、やはり投資家や経営者の知り合いが多いが、彼らは現役でバリバリ仕事をし、ガンガン収入を増やしている。年収2000万円、3000万円は当たり前、中には一人で年収1億円以上稼いでいる人も数人いる。彼らに共通していることは、「考えている」ということだ。凡人たちが「なんとなく」持ち続けている、「常識」「惰性」「見栄」「慣習」「その場しのぎ」という思考パターンを完全に捨てている。

 

 「なんとなく」で行動するのではなく、なんにでもそれがベストの選択なのかをよく考えて行動する、言われると当たり前っちゃ当たり前ですが、ぼくたちは、それが当たり前にできていないんだなあということが本書を読むと深く気付かされます。

 

日常で生活していると、何かしらの選択することの連続です。どういうルートで出かけるのか?昼食は何を食べるか?帰りに寄り道するかどうか?などなど、多くの人はそれを無意識に考えて行動してしまいがちですが、お金持ちの人はあらゆることを合理的に考えて行動する。そこが本質的な違いなんでしょうね。

 

本書は様々な生活や仕事の中でのシーンを例に出して、「お金が消える人は~だが、お金の増える人は~だ。」というように、生活スタイルや行動パターンを比較することで、分かりやすく具体的にお金のない人とある人との違いを説明してくれています。

 

今回はその中からぼくが気に入った部分を、ほんの一部を抜粋してご紹介していきたいと思います。

 

お金が消える人は「行列」に並ぶのが好きだが、お金が増える人は「優先パス」を買う

 

 時間とは人生の一部。何かに時間を使えば、その時間を使ってできたはずの他のことができなくなる。同じ時間を投資にするか、浪費にするかで人生が変わる。この意識を持つか持たないかで、日々の習慣も変わってくるだろう。  そう意識すれば、あらかじめ状況を読むようになる。早めに席を予約する、少々高くても優先パスを買う、スケジュール調整して移動時刻を渋滞ピークからずらす。  それで浮いた時間を使って、人と会ったり、本を読んだり、アイデアを考えたり、自分の人生にとって有益な活動に時間を振り向けることができる。

 

ぼくは、この記事を書いている最中、堀江貴文さんの著書「君はどこにでも行ける」をオーディオブックで聴きながら書いているのですが、堀江貴文さんも「行列に並んでる時間はその分自分の命を削っていると考えたほうが良い。」と言っていました。

 

 命削って行列に並んでいると考えて、本当にその価値があるのかと考えたほうが良いですね。優先パスがあればそれを買うとか、行列に並ばずに入れる時間をねらっていくとかということでしょうね。

 

お金が消える人は飲み会の幹事を断るが、お金が増える人はふたつ返事で引き受ける

 

 

お金を増やしたいなら、「幹事をやってトクする方法」を考えてみよう。こうしたことも、お金が増える思考パターンを形成するトレーニングになる。  一つの方法は、会費は現金で集めて、支払いは自分のクレジットカードで行うというもの。参加人数が多ければ、いきなり超絶ポイントが貯まる。

通常は、宴会の最中に支払ってしまうから、カードで払うかどうかは参加者にはわからない。

(中略)

他にも方法がある。  たとえば、「○○名以上で、幹事様の費用は無料」「幹事様に、次回半額割引券を進呈」「宴会費用の30%を、後日幹事様にキャッシュバック」というサービスがあるので、それを利用する。  多くの居酒屋や宴会場は、会席を獲得したいがゆえに、幹事向けに様々な特典を用意している。ちょっと検索してみればたくさん見つかるはずだ。

 

 やりたい人はばれないようにやりましょう。私も今度こっそりこれをやるかもしれません笑。幹事の仕事をよくやった経験がありますがなかなかめんどくさいものです。でも、こういったお駄賃もらえるみたいな特典がついてくると、がぜんやる気が出て来る気がします。がはは。

 

お金が消える人はいつも「謙虚」に振る舞うが お金が増える人はときに「尊大」に振る舞う

 

お金が消える人は、「道徳」「清廉潔白」「堂々」「正直」が大好きで、ネットで炎上を起こすのもそういう人たちだ。  自分のモラルが絶対正しいと考えているため、それに合わない他人を見つけると、攻撃せずにはいられない。つまり自分の価値観に「しがみついている」のだ。  しかし、お金が増える人は、もっと柔軟に考える。世間的な道徳観念に縛られることなく、問題解決の方法を選ぶことができる。必要であれば自分の立場を利用するし、役得にも躊躇しない。 

 

ぼくの会社は通勤費用(定期代)は全額会社支給なのですが、定期を購入するときにクレジットカードで支払うようにしています。タダでポイントがガッツリもらえてしまいますからね。これは通勤費用が支給されるサラリーマンの役得です。

 

お金が消える人は「セールスコピー」を信用するが お金が増える人は「科学的裏づけ」を信用する

 

 「ブルーベリーは目に良い」と、ブルーベリーサプリを飲んでいる人に悲報がある。  この話は、第二次世界大戦時にイギリス軍が流したニセ情報が発端だったという噂をご存知だろうか。イギリス軍が夜間迎撃作戦で戦果を上げたのだが、それは新型レーダーを導入したおかげ。  しかしそれは機密であったため、迎撃パイロットのカニング氏がたまたまブルーベリー好きだったことから、「ブルーベリーを食べていたから夜目がよく利いた」という情報を流したというわけだ。  それをチャンスとばかりに企業が商品化し、現在のブルーベリーサプリの人気につながっている。  後日談として、戦後イギリス医療当局が、「あれはウソである」と注意を呼びかけた、という話まである。  この話には諸説あり、本当のところはわからない。  しかし、「ブルーベリーに含まれるアントシアニンは視力回復に有為である」とする医学的データや臨床結果は、探しても出てこない

 

本の本筋からは外れるんですが、これ、本書を読んで一番驚いたことです笑、ブルーべーって目にいいんじゃないんですか?ちょっとショックです。じゃあ、「ブルーベリーアイって?」って声も聞こえてきそうですね。

 

まあ、本当のところはわからないですが、何ごとも根拠の部分を確認し行動する必要があるということですね。ぼくも表面的な言葉で判断してしまうことがあるため、身にしみました。

 

お金が消える人はお金について口を閉じ お金が増える人は大きく口を開じる

 

お金の話をするだけで、なぜお金が増えていくのか。いくつか理由がある。  たとえば、家庭内のトラブルを防ぎ、家族のお金の使い方に軸が生まれる。  お金の使い方についての認識や評価軸を共有していないことによって、夫婦げんかが起こることは少なくない。認識を共有していないから、相手の買い物の仕方を理解できないのだ。 「また、こんなムダ遣いして」 「そっちこそ、なんでそんなワケわかんないものを買うの」  そんな言い合いに発展してしまう。

 自分たちの幸せのためには、いったい何にお金を使えばいいのか。どの支出が重要で、どこに重点配分すべきなのか。

 それを日常的に話し合っていれば、家族一丸となって倹約すべきものは倹約し、本当に必要なものにお金を使えるようになる 

 

 妻とはお金の話を積極的にするように心がけています。じゅうぶんお金の使い方を話し合えているのかというとまだまだなような気がします。

 

ただ、ぼくは株式投資をしていることは妻に話しています。最初は反対されましたが、家庭のお金には手を付けず、ぼく自身の余裕資金の範囲内でという条件でしぶしぶ了解しているようです。まあ株主優待を一緒に楽しんでもらって、いいこともあるもんだなというふうに感じてもらいたいと考えています。

 

 本書を読んで、

 

お金持ちになる人は、常に大きな視点に立って、世間にあふれる常識を捨てて、どう行動することがもっとも自分にとってリターンがあるのかを考えて行動しているということなんでしょうね。そんな視点はまだまだぼくは持てていません汗。どれだけ「なにげなく」で行動してしまっているか?

 

本書に書いていることが絶対ではないと思いますが、これからは何ごとも自分の頭をフル回転させて考えて、自分にとって正しい選択をしていこうと思います。何か一つでも本書で自分を変えることができたら、本書を買う価値はあったのだと思います。おすすめ。

 

とりあえず、まずは飲み会の幹事をしてポイントガッツリ稼ぎましょう笑!

 

 

 ではでは!