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【レビュー】集中力を高めたいなら、DaiGo著「超集中力」は必読。

4th Klagenfurt Game Jam

 どうもです。

 

仕事の生産性を上げるのを楽しんでやっています。なぜなら早く仕事を終わらせて帰って自分の好きなことをしたいから。

 

今回の書籍は、仕事中、どうやったら集中力を高いまま維持して進めることができるのかを知りたくて読んでみました。あのDaiGoさんの有名本「超集中力」です。

 

集中力の源=ウィルパワー

 

私達の集中力の源はウィルパワーと呼ばれるもので、無限にあるものであるものではなく、「有限」。使い切ってしまうと疲れて集中力が発揮できなくなってしまうものなのだそうです。

 

本書を読んでウィルパワーを高める方法・有効的な使い方について詳しく知りましょう。以下は私が気になった部分のメモです。

 

・私たちは進化の過程で前頭葉を大きくし、他の動物にはない力を獲得しました。 それが思考や感情をコントロールする力 です。  この力は「ウィルパワー」 と呼ばれています。

 

・集中力の源であるウィルパワーを高めるトレーニングはとてもシンプルで、たった2つの考え方からできています。  

1つはトレーニングによってウィルパワーの総量を増やす方法。もう1つは、ウィルパワーの消費量を、日々の行動や習慣を変えることによって節約していく方法です。

 

・なにかに没頭したり、誘惑に 抗ったり、将来の目標や明日の予定を考えたりする度にウィルパワーは消費され、集中力が発揮できない状態になってしまうのです。

 

・仕事や勉強中に、やらなくてはいけない雑事を思いついたら、いったんメモして、すぐに頭の外に出しておくのです。それで最後に残さずまとめて一気に片づけます。

 

・日々の雑務に追いまくられ、消耗していく人がいる一方で、1日を通して集中力を保っているように見える人もいます。実は、彼らと1日の途中で集中力を保てなくなる人の差は、ウィルパワーを節約できているかどうかにあります。

 

・集中力に関して言えば、自分がどのくらいの時間、どのような環境でいると集中できたのかを記録すること。それをくり返すうち、 あなたの脳にはプライミング効果による暗示がかかり、その環境、その時間帯には自然と集中できるようになります。

 

・勉強机にモノを置くなら、水色が最適です。なぜなら、「水色には、集中力を高め、体感時間を短くする効果がある」と言われているから。

 

 ・集中力を促す「場所」にするために、見直したいのは机周りや作業スペースでのスマホやケータイの扱い、そしてモノを片づける ことです。

 

・昔からよく言われている通り、モノが散らかっている部屋や机は集中力を奪います。

 

 ・会社のデスクのどこかに自分の働く姿が映る鏡を置くことで、気が抜けてしまったとき、集中力を再起動させるエンジンの役目を果たしてくれます。

 

・ある調査によると、天井の高い部屋のほうが人はアイデアを生み出しやすくなるそうです。  

つまり、いいアイデアが欲しいと思ったら、天井の高い部屋へ行くか、青空の下を散歩すればいいということです。実際、私も仕事場は天井の割と高い部屋を選んでいます。「アイデアは、天井の高さに比例する」 というわけです。

 

・一方で、天井の低い部屋は細かい作業に集中しやすくなるということもわかっています。基礎知識や基本問題を頭に叩き込むような勉強をするとき、会計や事務などの手作業をするときには天井の低い部屋のほうが、集中できるというわけです。  

ぜひ、オフィスや学校、カフェなど、あなたの身の周りの環境で、天井の高い場所と低い場所を探してみましょう。

 

・ 昼間に浴びるブルーライトは集中力、分析能力、思考力を高めてくれることがわかりました。さらに昼食後の頭がぼんやりしやすい「魔の昼過ぎ」に、集中力を保つのに役立つと指摘する研究もあります。その他、青い光が持つ効果とされているのが、心理的回転能力(頭の中で立体物をイメージしながら動かす能力) を上昇させる効果です。

 

・1日に何回か、正しい座り姿勢を思い出し、座り直してみる習慣をつくりましょう。一見、疲れそうな座り方ですが、 最も合理的に全身に力が分散され、血流が阻害されず、集中力が持続する理想的な姿勢です。

 

・座り姿勢と集中力の関係について紹介してきましたが、私自身は 仕事も勉強も立ってやるのが一番いい と思っています。  

さまざまな研究から、人は 15 分以上座っていると、認知能力も集中力も低下して作業効率が落ちていくことがわかっているからです。

 

・ピーナッツ、ヘイゼルナッツ、カシューナッツ、クルミ、アーモンド、ペカンナッツ、カボチャの種、ひまわりの種などは炭水化物の量が少なく、たんぱく質を含む理想的な低GI食品であることに加え、亜鉛、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、葉酸、ビタミンE、ビタミン が豊富に含まれています。  

これらはいずれも 集中力、思考力を高める成分であり、とくにオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸は天然の抗うつ効果があるとされ、ポジティブな思考にもつながります。

 

 ・水分の不足は、ホルモンの不均衡となって脳へ影響します。この悪影響を避けるためには、こまめに水を飲むこと。それだけで脳の働きを助け、知的能力を向上させる効果があるのです。

 

 ・「集中する」とは、何か1つにフォーカスすることです。集中しようと思うよりも、「他のことをしない」。これが集中力を上げる一番の方法です。

 

・グリーンエクササイズは、公園や街路樹のある歩道、緑化されたビルの屋上広場など、オフィスの周りにある小さな自然の側を散歩するだけ。加えて、「水」の側ならばさらに効果が高まることもわかっているので、もし、オフィスの近くに噴水や川などがあればルートに盛り込んでいきましょう。さらに、 できれば陽の光を午前中に浴びるようにすると、セロトニンの分泌を活性化できます。  セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、集中力を深めてくれるだけでなく、思考を前向きにし、ストレスを軽減してくれます(「快眠を促す習慣、妨げる習慣」 でも触れています)。

 

・逆に夜、自宅の1つ手前の駅から歩くのも脳のリフレッシュになります。仕事の後、家に帰ってからもうひと頑張りしなければならないとき、資格試験の勉強などが控えているときなどは、事前に体を動かすことが気持ちを切り替える「スイッチ」になり、再度、集中できる状態をつくってくれ

 

 ・セロトニンは、ストレスをコントロールし、不安を取り除いてくれるなど、集中力にも深く関与する神経伝達物質です。  

そんなセロトニンをつくるには、 起きてから午前 10 時までに日光を 20 ~ 30 分ほど浴びることや散歩などの軽い運動をすること、そして肉や魚、豆乳や納豆といった大豆食品、乳製品などに含まれるトリプトファンを摂取することが良い とされています。

 

 ・最新の脳科学の研究によると、「脳は疲れない」 と言われています。実は、私たちの感じている 疲労の原因は脳の疲れではなく、体の他の場所にある ということです。  

その場所とは具体的に言うと、神経と筋肉です。とくに神経の集中している目の疲れを、私たちは「脳の疲れ」と錯覚しているのです。

 

・私はこうした実践者たちの実例や脳科学などの研究書を読み込み、また、メンタリストとしての知識を合わせて、誰もが集中力をつくり出すことができる「朝、行なうべき7つの行動」をまとめました。

1.早起きして、朝食を摂る。

2.グリーンエクササイズなどで、朝日を浴びながら軽く汗を流す。

3.モチベーションの上がる話題や言葉、詩に触れる。

4.毎日1つ、ノートやパソコンなどに日常の幸せへの感謝を書き留める。

5.毎日、「今日が人生最後の日ならどうする」と自分に問う。

6.その日の計画を 10 分以内に立てる。

7.短時間の瞑想をする。

 

という感じで「集中力」についてDaiGoさんがいつもの分かりやすい説明とエビデンスをもとに解説してくれています。また、「机に水色のものを置く」や「鏡を置く」等、具体的でかつ簡単に今からでもできて、集中力を高められる方法が書かれているところが非常にありがたい本です。

 

特に私はお腹が空くと集中力が切れてしまうし、かといって満腹感があるとその後に眠気が襲ってくるので、本書に書かれている低GI食品のピーナッツをお腹がすくまえにボリボリ食べるのはおすすめです。無塩でさらに小分けにされている以下の商品がおすすめ。

 

 

集中力を上げて仕事の生産性を高めたい人に読んで欲しい本です。

 

ではでは。

 

マンガ版も出ています

文字を読む集中力が出ないなあという方にはこちらの方が良いかも。サクッと要点が読めてしまいます。